エジプシャンオイルをお寿司に例えてみたら
エジプシャンオイルのことについて、また改めて書いてみたいと思います。
おおよそ5000年近くの歴史の中で、ファラオに、クイーンに、そして人々により使われてきました。そのオイルが中東の国々でも使われ、または香水になり、今では日本やオーストラリアに住む私たちが日常の香りに取り入れるようになりました。
マイエジプトがエジプシャンオイルを取り扱うようになったのは22年ほど前。
そして10年前にオーストラリアのゴールドコーストにお店をロズがオープンし、2年半ほど前に福岡でマイエジプトジャパンとして皆様にお届けするようになりました。
今年1月にはエジプトのカルナック神殿のそばに、マイエジプトルクソール店がオープン。代表のロズの長年の夢が実現しました。
どうしてロズは、オーストラリア人なのにエジプシャンオイルのお店をオープンしたのか!?
それは、本物の伝統あるクオリティーの高いエジプシャンオイルをエジプトに来た世界中の人に、ご縁ある方に知ってもらうため。
そしてエジプト人にも、再度エジプシャンオイルの本当の素晴らしさを知って欲しい,思い出して欲しい。そんな思いがあるのだと思います。
エジプトを訪れたことがある方ならご存じだと思いますが、ギザやルクソールには日本でいうドラッグストアほどの数のオイルの店が存在します。
このエジプトに存在するさまざまなお店のことを、よく私は日本でいう「お寿司」を例に出すのですが、、、、。
お寿司はいろいろあって、コンビニで売ってる巻き寿司、スーパーのお惣菜コーナーのお寿司、デパ地下で売ってるお寿司、回転寿司、カウンターで食べることのできるお寿司、超有名店のお寿司、ミシュランガイドに載るくらいの超高級店。
どれも全て「お寿司」です。
販売してる側も、どのクオリティーを販売してるか理解して販売してると思いますし、購入する側も承知の上で購入して食べる。
需要と供給が成り立つわけで、リーズナブルな値段でお寿司を食べたい人、いつもはこの値段のお寿司だけどたまには一流のお寿司を食べたい人、そのような感じで食べる側も理解してる。
エジプトのオイルもお寿司と全く同じで、さまざまなクオリティーが存在します。
エジプト人は毎日思う存分使いたいから、高いオイルは買わなくていいと思ってる人もいるし、最高のものを求める人もいます。
マイエジプトのルクソール店でも、日本やオーストラリア店では販売してないようなリーズナブルなローカルが買いやすいクオリティーのものも、もちろん販売してます。ローカルの近所の方は、リーズナブルなオイルでいいと言う方が多いです。でも、例えば最高のブルーロータスを試すと、「次はこれが買いたいな」と言います 笑。
マイエジプトのエジプシャンオイルは、伝統的な作り方、代々から村に伝わるレシピ、見えないけれども祈りを捧げながら作って下さるようなオイル農家のオイルだけを日本では取り扱っております。
様ざまなことがシークレットで、明かしてもらえないことがたくさんですが、それはそれで仕方ないことで、エジプトの伝統を大切にしたい部分だと常に感じてます。
エジプト人にはシークレットが多い。
毎回訪れるたびに、村の人々と関わるたびにそう感じます。
マイエジプトのオイルは、ロズがエジプト人たちと長く育んできた信頼関係をベースに探し、エジプトから国外に送ることができております。国外から出たことあるのは、マイエジプトだけと言うオイルもいくつもあります。
私の修行は始まったばかりですが、エジプトへ行くたびにたくさん勉強させてもらってます。
エジプシャンオイル。気が遠くなるほどの長い長い歴史。ずっと受け継がれてきた叡智そのものです。
オイルの香りから惹きつけられて、エジプトに興味を持ったりエジプトが好きになった方。
エジプトが好きでエジプシャンオイルに辿り着いた方。
なぜかわからないけど、辿り着いてエジプシャンオイルのジャーニーが始まってしまった方。
様々なご縁で皆さんに使っていただき、本当に感謝しております。
ロズは現在もエジプトに滞在し、まだまだ新しいオイル、最高の最高を探し続けております。
2022. 3.20日
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