水瓶座(Aquarius)
水瓶座
エレメント 風
ルーラー 天王星
水瓶座は、山羊座で人間としての最後の経験、社会的な地位を築き、人への貢献を終えてから、人間らしい野心や願望を手放して、もっと普遍性のある人間の集合意識の領域に入っていきます。ルーラーも水星のワンオクターブ上がった天王星で、人間が築き上げてきた常識やルーラーで、天王星が話す時空を超えた世界、普遍性をもった思想を抱きます。
長い間変わらない普遍的な大きな視点で、改めてこの世界を見ていきますから、人間の作り出したシステムは道理に合わないものとなり、博愛の精神をもって理想の未来を築いていこうと動いていきます。
システムや、常識、ルールなどは人間の自由さを奪ってしまうものだと、改革や革命を起こすような精神で、人間が構築してきた垣根を取り払おうと動きます。
集合意識の領域ですので、人間の分離したエネルギーを統合のエネルギーにもっていこうと動きだします。まだ個という存在はあるのですが、それぞれの違いを受け入れ、認め合い、そして高めあい、一人、一人がユニークで価値のある存在だと語っていきます。そこにはジャッチはなく、分離もないので偏見もありません。
どうしても、水瓶座そして天王星のエネルギーが強いとそこに時間の流れがないので、突拍子もない普遍的な言葉を言ったりするので、周りの人から見ると空気の読めない浮く存在となりがちですが、そこを深めていくとたくさんの人と出会い、そこから共鳴を生み、風を起こし、巻き込む力を手に入れていくことができます。
水瓶座の最初は、個性豊かで独創的、他人の目を気にしない、我が道ゆく感じです。「人と違う」というのは、なによりもの誉め言葉です。
風のエネルギーが強めにでる場所でもあり、感情的な生々しい部分は苦手で、自分を縛るもの。自由を求めていきます。知性は感情を理解するのが苦手です。
やがて、獅子座の火のエネルギーが入ってきて、自分と他者の境目なく「私たち」だったのが、個の大事さ、アイデンティティーの重要さを思い出していきます。みんなでひとくくりではなく、一人一人に意思があり、大事にしていくべきだと、自分の意思を思い出していく中で理解を深めていきます。
個々の情熱が集結して初めて、大きな力となる。そして自らのエゴをなくし、理想の未来のために動いていきます。本当の意味で、自分=みんなになる領域です。
水瓶座の最後は、魚座の水のエネルギーが入ってきて、魂の世界に入っていくのでこだわりを手放し、制約を手放した領域に入ってきます。
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