イシス女神と聖母マリア
聖家族のエジプト逃避行
天使のお告げを受け、ヨセフ、聖母マリア、幼子イエスはエジプトに逃避行をしていたと伝えられております。いろいろな説がありますが、滞在した期間は3年とも言われております。
立ち寄ったとされる場所は30箇所以上とも。
聖家族が訪れた場所には、修道院や教会が建てられていて、井戸や洞窟も見られ、多くの方々が聖地として今もなお訪れてます。
また、聖家族が木の下で休んだと伝えられてる「マリア様の木」というものが今でも存在していて、その木においてもいろいろなお話があります。
話は少し逸れますが、エジプトでのイシス 信仰は、それはそれはすごかったそうです。だけどイシスは処女のままホルスを身ごもったために、信者が基本的に女性だったそう。やがてだんだんとキリスト教の盛り上がりに伴って、マリア様信仰に変わっていたと伝えられております。
「ホルスに乳を与えるイシス女神」像などは、イエスの母であるマリア様の信仰の原型なのだとか。エジプトにキリスト教が広まると、イシス神殿は聖母マリアを祀る教会として使用されるようになったそうです。(ウキペディアを参考に書かせていただきました)。
私はこのイシス神とマリア様について伝えられてるお話が、エジプトのコプトキリスト教会やコプト教地区を訪れた時に、点と線がつながった気がしました。モヤモヤってしてる、イシス女神とマリア様のどこかでオーバーラップして繋がる共通点。
エジプトのピラミッドや神殿を訪れるのも好きですが、コプト地区の教会やキリストの歴史を感じることのできる場所を訪れると、なんだか不思議な気持ちになります。
カイロに行かれたら、ぜひ訪れてください。
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