オーガニックを超えてー野生の聖性へ

オマーンのフランキンセンス(ボスウェリア・サクラ/Boswellia sacra)の自生の歴史は、人類の文明史とほぼ同じくらい古いといわれています。

私が惹かれている「自生しているフランキンセンス樹脂」は、人の手を超えた自然の叡智や神秘の象徴のような存在です。

誰かが「管理」したものではなく、砂漠の風や雨、太陽、そしてその地の大地そのものと共に生き続けています。

それこそが、本当の意味での「聖なるナチュラル」なのかもしれないと、訪れるたび、樹脂に触れる度、香る度に感じます。

近年の「オーガニック」は、自然への敬意よりも“見せ方”や“演出”に偏ってしまっている部分があるように私は思うことがあります。

洗練されたパッケージ、整えられたブランドストーリー、「エシカル」「サステナブル」といった美しい言葉。

けれど、その奥にある本質的な自然との対話や祈りの気配が、どこか抜け落ちているような。

私が(勝手に)感じている違和感は、「自然を表現すること」ではなく、「自然を模倣している」世界の表現。

私やマイエジプトジャパンが求めるものは、管理や認証ではなく、雨(サラーラは雨が降ります)や風にさらされながらも生きている樹の樹脂のような“野生の誠実さ”。

そこには、ブランディングでは決して作れない真の美しさがあります。

“オーガニック”を超えて、風と大地に生きる野生の聖性を伝えたい。

「オーガニックを超えて ― 野生の聖性へ」

わたしたちマイエジプトジャパンが惹かれるのは、誰かが「育てた」ものではなく、誰の意図もなく、この地に自らの意思で在るという植物。自生植物のフランキンセンスをはじめ、ミルラやドラゴンブラッドたち。

フランキンセンスの樹が、砂漠の風と光のなかで静かに樹脂を私たちのために生み出してくれるように

その滴には、ラベルも、認証も、語られる物語も必要ないのだと思います。

「オーガニック」という名も美しいですが、それよりも野生に宿る命の誠実さに惹かれます。

それは、大地が教えてくれる生きること、生き続けること、在り続けることそのものが、すでに清らかであるという真理。

「時間を超えて香るもの」、フランキンセンス。

その樹脂は、古代エジプトの祈りと暮らしと共にあり

キリストの誕生を祝福し、

イスラムの祈りの空間を浄めてきました。

時代が移り、人の信仰が形を変えても、

その香りだけは、何ひとつ変わらずにあり続けているのです。

癒し、許し、そして静かな再生の記憶そして歴史。

それは“オーガニック”という言葉の外側にある、野生の叡智、大地の浪漫です。

数千年前に古代エジプトのファラオや王妃たちも、同じ土地に自生した樹脂を使って癒されていた、そして祈っていた。。。すごいことですよね。

その香りに導かれながら、古代と現代を結ぶフランキンセンスを皆様に届けていきたいと思っております。

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