聖なる花・ブルーロータスのオイル
ブルーロータスと古代エジプト
この壁画、ルクソール西岸にあるセンネジェムの墓で前に私が撮影したものです。
古代エジプトの空気がそのまま残っているような空間で、その中でも好きな壁画は女性たちの頭にのっていた「お花の冠」みたいなもの。
よく見ると、それはブルーロータスの花を模した髪飾り。
花びらが広がって、真ん中には香油のコーン(固形の香脂)がちょこんと乗っています。
体温で少しずつ溶けて、香りをゆっくり放つものだったそう。
見た目が美しいだけじゃなくて、香りで空間を神聖に包み込むためのアイテムだったんだそうです。
ブルーロータスは、「目覚め」や「再生」、そして「神聖な恍惚」を象徴する花。
宴や祈りの場面では女性たちはこの冠をつけて、香りをまといながらその場を祝福していたと言われています。

香りで身を包むだなんて、なんて美しい感性なんだろう、と、壁画を前にしてしみじみ思いました。
そんなブルーロータスの花は、古代エジプトでは魂に“生命の息”を吹き込む存在ともされていたそうです。
そして今、その香りをアブソリュートという形で日本でも手に取ることができます。
当店がご紹介するこのブルーロータス・アブソリュートは、エジプトのデルタ地帯で育った花びらを、朝のうちに一つひとつ丁寧に手摘みし、濃厚な香りをそのまま抽出したもの。
発売以来、マイエジプトジャパンの中でもダントツの人気を誇る香りです。
香りは、ほんのり甘くて、上品なフローラルで、どこか神秘的。
深く吸い込むと、心がふわっとゆるみ、思考が静まって、、、すーっと気持ちを落ち着けてくれます。
古代では神に近づくために。
現代では、自分自身と向き合うために。
ブルーロータスは何千年という時を超えて、人の内側にある“聖なる何か”にそっと触れてくる香りだと思います。

使い方もいろいろ。
・ディフューザーでゆっくり香らせる
・キャリアオイルで希釈してセルフマッサージに
・精製水で希釈して、オーラスプレーとして使うのもおすすめです。
特にこのスプレー、気分をリセットしたいときや空間を整えたいときにひと吹きするだけで、空気が変わるのを感じます。
お店でもシュッと吹きかけてあげると、みなさん「うわ〜好き〜っ」て顔がほころびます。
朝の始まりにも、夜のリラックスモードの切り替えにもぴったりです。
この香りのなかには、太陽のように毎日よみがえる力と、古代の人たちの祈りが生きています。
過去と今、身体と魂をそっとつなぐ、そんなオイルです。
古代エジプトの世界にちょっとでも心惹かれる方、
ブルーロータスの香りをずっと探していた方、
あるいは、「ブルーロータス」という響きになぜか惹かれてしまう方。
気になったなら、ぜひ一度手に取ってみてください。
香りの奥に、きっとあなただけの何かが見つかるはずです。

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