精油屋ではなく、香りの文化を扱う場所から
日本に、そして世の中に、
オマーンで自生している、ホジャリのグリーン樹脂だけを選別して蒸留したフランキンセンス精油は、
ほとんど流通していません。知っている限りでは無いです。
ホジャリの中でも、フレッシュグリーンの樹脂がオマーンで採れるのはごくわずかで。それなのに求める人々が世界中にたくさんいて。
選別に手間がかかり、効率もよくありません。選別は目で見て手作業するしかないからです。

多くの場合、ホワイトや他のグレードと合わせて蒸留され、
「ホジャリ」として世に出ることがほとんどです。
それでも今回、
フレッシュグリーンの樹脂だけを選び、
単独で蒸留するという選択をした精油がここにあります。
理由を言葉にするなら、
香りの違いを比べたかったからでも、
特別さを伝えたかったからでもありません。
ただ、
この香りに、どうしても惹かれてしまったのです。
透明で、真っ直ぐで、
空気の輪郭がすっと整うような感覚。
強く主張することはないのに、
あとに残る澄み方が、ほかとは違いました。
精油屋ではなく、
香りの文化を扱う場所として。
自由が丘の小さなエジプトから、
ひとつの選択としての、
澄んだ決めの一滴を、
お届けできたら嬉しいです。











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