王のヴィジョン、王妃の応答 – ラムセス二世とネフェルタリ-

巨大な石の玉座に座るラムセス二世。

その堂々とした像のすぐそばには、いつも小さくネフェルタリ王妃の姿があります。

王の像の隣に常にある彼女の存在は、

ネフェルタリが「ラムセス二世の王妃の一人」ではなかったことを、私たちに伝えています。

ラムセス二世は、古代エジプトの歴史の中でも、

もっとも偉大なファラオの一人として知られています。

数多くの神殿や巨大な建造物、長く王であり続けた時代。

その功績は、今も世界中の人々を圧倒し続けています。

けれども、彼が本当に残したかったものは、

ただ権力や偉業だけだったのでしょうか。

ラムセス二世を一言で表すなら、

私は「ヴィジョナリーなファラオ」、つまり「先を見ていたファラオ」だと感じています。

自分の時代だけでなく、

未来の人々が何を見るのか、

何を感じるのかを意識しながら、

この地上に形を残そうとした王。

そして、その考えを最も近くで理解し、支えていたのが

ネフェルタリ王妃だったのではないでしょうか。

数多くの王妃の中で、

彼女は「もっとも愛された王妃」と呼ばれています。

それは、特別に美しかったからでも、

称号が多かったからでもなく、

ラムセス二世の考えや理想を理解し、

共に歩んだ存在だったからだと感じます。

彼がネフェルタリのために造った墓は、

今でも「最も美しい王妃の墓」「エジプト最高峰の美術」と称されています。

そこに描かれた壁画からは、

二人の間にあった信頼や敬意が、今も伝わってきて、人々の心にグッと訴えかけるものがあります。

歴史の本には詳しく残されていないことも、

石や壁画に刻まれた配置や表現を丁寧に見ていくと、

二人の関係がだんだん見えてきます。

そうした、あまり語られてこなかった

二人の関係や想いについて、

ゆっくりと考える時間を持ちたいと思っています。

そして、もう一つ。

長いあいだ考え続けてきたことがあります。

もし、今のこの時代に

ラムセス二世とネフェルタリ王妃を

「香り」で表すとしたら、

どんな香りがふさわしいのだろうか、ということです。

香りは、言葉よりも先に心に届き、

時代や場所を越えて、私たちの感覚をひらいてくれます。

その香りを実際に体験しながら、

ラムセス二世という王が見ていた世界、

ネフェルタリ王妃という存在の在り方、

そして二人が何を大切にしていたのかを、

語り合う場を持ちたいと考えています。

歴史を学ぶための会ではなく、

正解を探す時間でもありません。

一人の王と、一人の王妃が

どんな関係を築いていたのか。

そしてそれを、今の私たちはどう感じるのか。

香りとともに、

そんな時間を共有できたらと思っています。

そして、このワークショップでは

ラムセス二世とネフェルタリ王妃を

「遠い歴史上の人物」として思いを馳せるだけでなく、

現代を生きる私たち自身と重ねて考える時間も持ちます。

二人がどのような生き方を選び、

どんな力を使いながら、それぞれの役割を果たしていたのか。

その在り方をヒントにしながら、

今の自分自身の「持って生まれた力」にも目を向けていきます。

ワークでは、ご自身のホロスコープ(出生図)をもとに、

生まれ持った惑星の力を読み解いていきます。

それぞれの惑星が

どんな性質を持ち、

どんな場面で力を発揮しようとしているのか。

たとえば

太陽

今世でどのように自分らしく輝き、何を目指していくのか

火星

行動する力、欲しいものを自分の手でつかみにいく力

金星

欲しいものや人を惹きつける魅力。

愛や喜びを受け取り、循環させる力、いわゆる「愛され力」

木星

自分を肯定し、成長しながら、

その力を周囲や社会のために広げていく力

ラムセス二世とネフェルタリ王妃が、

それぞれの役割の中で自分の力をどう活かしていたのかを見ながら、

「では、私はどんな力を持って生まれてきたのか」

そんな問いを、ゆっくりと見つめて感じていきます。

このワークに参加をご希望の方は、

以下の情報を事前にお知らせいただく必要がございます。

•生年月日

•生まれた時間

•生まれた場所

占いとして答えをお伝えするのではなく、

ご自身の力を知り、感じ、

これからの生き方に活かすための時間として

共有できたらと思っています。この部分の講師はスタッフのサキが担当します。

ラムセス二世とネフェルタリのお話をリードするのは、店主のソフィア。

そして最後は、皆さんでお食事の時間を。

エジプトで日常的に食べられている料理を作り、いつものワークショップのように皆さんに振る舞います。

2月の2日の18時からと、7日の12時から開催予定です。

ラムセス二世や、その王妃ネフェルタリについて語り合いたい方。

また、二人の生き方や在り方を、自分自身の星と重ねて感じてみたい方。

どなたでもご参加いただけます。

初めての方も、どうぞ気軽にいらしてください。

マイエジプトジャパンのアトリエハトホルで、皆さまとお会いできるのを、楽しみにお待ちしています。

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