世界最高峰のフランキンセンスを求めて〜オマーン・サラーラへ〜
フランキンセンス大国、オマーン。
恥ずかしながら、、、フランキンセンスを好きになって取り扱うようになってから、うっすらと意識するようになった国でした。でも意識し初めてから7年も経ってしまった、、、のです。
フランキンセンスを好きになって7年が経ちまして、この度4月と5月の合計2回、オマーンのサラーラを続けて訪れました。
ホンモノのフランキンセンスに会いたい。最高峰と言われるグレードに出会いたい!ただただそんな思いで前のめりに出かけたオマーン。
イスラム教徒が多く、アラビア語を話し、なんとなく裕福なのかなあとか、砂漠のイメージはあるけれど、、、。どんなお洋服を着てて、どんな気候で、どんな人たちが暮らすところなのか。本当に何も知らないまま、知識ゼロに近い感じでオマーンの旅は始まりました。
ほんっとにオマーンの現地の情報って無いんですよ。しかもうちの場合はエジプトの家族の親戚がオマーンに仕事で住んでたりするのに、それでもなんだかぼやっとしてて、情報が(エジプト人で仕事でオマーン滞在者は多いです)。。。ほとんど無いに等しい。行く寸前になって、めちゃくちゃ物価が高いらしい、、、などとわかったくらいです 汗。
そしてとりあえずもう行ってみるべ!ッとなりまして、、、心強い旅の相棒が東京から来てくれて、アラフィフ女子二人がサラーラのホテルで合流しました。
私はルクソール→カイロ→オマーンのマスカット空港→そしてサラーラ空港へ。
友人は成田→カタール航空でドーハ→サラーラー空港へ。
この友人は誘うとどこまでも来てくれる、好奇心がすごくてオモロイ人です。
どちらも乗り継ぎが驚くほど悪く、私もマスカット空港で一泊し、友人もドーハで一泊。そしてサラーラへやっと到着。
そこから一週間、観光はせず、ただただフランキンセンスを求めて一日中歩き回り、ドライバーをしてもらった人に連れ回してもらいました。
行きたいところ、見たいところはフランキンセンスに関連することのみ!みたいな 笑。とにかくハングリーにフランキンセンスを求め回りました。
ホテルの部屋に戻っても、二人であーでもないこうでもないと、見て感じたことなどを話し合ったり。朝ごはんを食べながらも二人でミーティングして、お腹いっぱい食べてランチも抜く勢い 笑。
外食があまりに高くてランチを外で食べたくなかった、、、というのもあります。写真は↓毎朝食べ続けたワッフル。焼きたてで美味しかったのです〜。
この写真↑は、ものすごい崖になっている場所。私はずっと怖くてしゃがんで動いてました、、、。
こういう斜めの崖のゴロゴロした岩の場所に、フランキンセンスは好んで自生してます。
谷、崖、岩、斜め。雨も降って涼しい標高が高いところ。これが好きなのです。
私たちの行動はドライバーの彼にも、心底呆れられてしまいましたね 笑。こんな観光に興味ない女性二人は初めてだって。フランキンセンス にクレイジーだって。
写真は↓お茶休憩でちょっと立ち寄った場所で。ドライバーさんと私。
でもですね、オマーンで育ったオマーン人でも、やっぱりフランキンセンスのことはよく知らないんですよ。日常で使っているし、どこにでも売ってるけど特に意識したことは無い。そんな感じでした。
感覚的には、日本に来た外人の友達に「最高の抹茶を求めているから抹茶について知りたい」っ!ていきなり頼まれるような感じかもしれません 汗。
そんな中、奇跡的にフランキンセンスに魂を捧げたとある男性に出会いまして。もう、これが本当に運命の別れ目でしたね。神様ありがとう。
アラブ系の人との仕事に私は慣れている方ですが、過去の失敗と苦い思い出と経験から、慣れているからこそとことん、もうとにかく慎重でした 汗。
しかし本当に良いご縁に導かれ、納得のいくフランキンセンスに出会うことができ、日本にこうやって継続的に届けることができるようになりました。すべての導きに感謝しております。
オマーンって、日本人にはあまり馴染みの無い国かもしれません。私も訪れるまで実際どんな国なのか、国民性なのか。どんなものを食べて、どんな気候なのかもほとんど知りませんでした。
日本から来た相棒も、散々いろいろと調べてくれてたのですが、ほとんど情報が無かったという感じでした。オマーンって大使館のウェブサイトがまずありません。
オマーンのことを、中東のスイスって呼ぶ方もいらっしゃるのが納得。本当に山と海とそして砂漠がとっても美しく。渋滞もなく、静か。街もゴミがなく清潔。オマーンの方々は口数少ないですが、とてもマナーがよく、海外から来た人たちに親切でウェルカムなんですよね。写真↓と↑は2度目に滞在したホテルの敷地内。
治安も抜群に良くてのんびりしていて、とってもとっても大好きになってしまいました。インドの方がたくさん移住していて(みなさんイスラム教です)、ビジネスで大成功されている方が多いです。
オマーンの方々はとにかく裕福ですから、働いてらっしゃるというイメージはあまりなかったです。男性たちは、のんびりとお洒落なカフェでお茶をしているのをよく見かけました。
そういうわけで、4月に行ったばかりなのに、すぐにまた次の月に行ってしまったのです。エジプトからはそんなに実は近くなくて、特にルクソールからだと1日がかり。
フランキンセンスとオマーンのサラーに大恋愛してしまいましたので、距離は関係なく。 笑。またもう、すぐ行きたい!!こちらのファミリーに嫉妬されるほど(エジプト人はなんせヤキモチを妬きます、男女問わず)、オマーンを語ってしまいます。
何が好きって、あの空気感がすごく素敵。ゆっくりした時間の流れ、空が大きくて澄んでて。ラクダがそこら中にいて、道路を横断してます。どこを歩いても、どこからともなくフランキンセンスの香りが漂ってきて。
国の匂いがもう、大好き 笑。
サラーラの話は尽きないので、、、オマーンとフランキンセンスの旅の秘話と、知識のシェア、フランキンセンス樹脂の様々な種類の体験会なども自由が丘で開催予定です。
こんなことを丸ごとシェアしてくれる人が日本にいたら、私はどこまででも行きたかったです。そんな思いから、もしもっとフランキンセンス について知りたいって思ってる方たちと体験をシェアできたらいいなと思って開催させていただきます。
お近くの方は、ぜひいらしてください。少人数のアットホームなワークショップみたいな会です。とにかく、私ソフィアがオマーンとフランキンセンスやミルラの素晴らしさを語りたいんです。
すみません 汗。
そしてたどり着いた、ボスウェリアサクラ のフレッシュグリーン。もう悶絶級の香りです。新鮮なので樹脂を焚かなくても、指でつまんで香りを楽しむことができます。
オマーンを2度訪れた際に、様々なお土産やさんから高級なショッピングモールまで出かけて市場調査をしましたが、、、、フレッシュグリーンの樹脂なんて目にすることはなかったです。
グリーンはあるけど、もういつ採取されたかはわからない、、、どれだけの期間あなたのお店にあるの?って感じでした。でも色は保管状態がいいのか、美しい色のものはありました(美しい色のものは恐ろしく高いです)。
日本で、こんなにフレッシュで最高のフランキンセンスをお届けできることを、嬉しくそして誇りに思ってます。
こちらはフランキンセンスの花↑。小さな可愛い蜂がたくさんいました。
オマーンを2度訪れてからの感想は、「もっともっとフランキンセンスが好きになった」ということです。実際に木を見て触れて、その土地を訪れることによってすごく繋がる事ができたような感覚。
フランキンセンスの樹脂が好きな方、フランキンセンスのオイルが好きな方、これから使ってみたいと思ってらっしゃる方。
ぜひ、ホンモノの素晴らしいフランキンセンスを体験してみてください。
自由が丘では、大きなガラスのキャニスターの中に入った樹脂がございます。顔を近づけると、幸せな気分に。
お店にも、ぜひお立ち寄りくださいね。お待ちしてます。
フランキンセンス体験会&WSのお知らせは、>>こちらから
フレッシュグリーンのフランキンセンス樹脂は>>こちらから
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