神殿の壁画に描かれた香油を追い求めて
古代エジプトの香油を、実際に手にしてみたいと思ったことはありませんか?
神殿の壁画に描かれた香油。
神官たちがまとった香油。
王や王妃が身にまとった香油。
それは一体どのようなものだったのか。
「古代エジプトの香油とは、どんなものだったのだろう。」
そう思ったことはありませんか?


私は長年、その答えを探してきました。
神殿へ数えきれないくらい足を運び、壁画を見てきて、
香油に関する文献を読み、
エジプトやオマーンを何度も何度も訪ねて、
実際に樹脂や香料に触れながら、古代の人々がまとった香りに思いを巡らせてきました。

そして辿り着いたのが、このマセレーションオイルです。
フランキンセンス。
ミルラ。
ドラゴンブラッド。
古代から大切にされてきた三つの樹脂を、それぞれ28日間かけてホホバオイルに浸し、その後ひとつに調和させました。
28日という時間は、ちょうど月が満ち欠けの一周期でもあります。
その間、オイルは太陽の光を受け、
新月と満月を迎え、
ゆっくりと樹脂の香りを移していきました。
古代エジプトの人々もまた、月のリズムを大切にしていました。
月の神コンス(Khonsu)は「旅する神」とも呼ばれ、天空を巡りながら時を刻む存在と考えられていました。
また、知恵と書記の神トートは月と深く結びつき、時間や秩序、知識を司る神として崇拝されていました。
古代エジプトでは暦の管理や祭儀の日取りも天体の運行と深く関わっており、神殿では季節や月の巡りに合わせて様々な儀式が執り行われていました。

私たちは数千年前の香油職人たちがどのように香油を作っていたのか、そのすべてを知ることはできません。
けれど、太陽の光を受けながら、
月の満ち欠けを見ながら、
ゆっくりと時間をかけて香りを育てるという感覚は、
もしかすると古代エジプトの人々が大切にしていた自然との向き合い方や、時間の捉え方にどこか通じているのかもしれません。
さらに古代から香油の最高級基材として重宝されたベンオイルを加えています。
実は、古代エジプトには現代のような精油の蒸留技術はありませんでした。
そのため人々は、圧搾した植物油や動物性油脂に、乾燥した花や樹脂、香料を漬け込み、時間をかけて香りを移していました。
それが香油の始まりです。
花や樹脂の香りと力を油に宿し、それを肌にまとい、日々の暮らしや祈りの中で用いていたのです。
古代エジプトで使われた香油とは、どのような香りだったのでしょうか。
それは現代の香水のような華やかな花の香りではなく、
樹脂の香り。
樹木の香り。
太陽と大地を感じる香りだったのかもしれません。
特に神殿では、現代の香水のような「花の香り」ではなく、
「樹脂が燃える香り」
が空間を満たしていたのだと感じています。

だから私は、古代エジプトの香りを一言で表現するなら、
「樹木の生命と神殿と大地の癒しの香り」
だと思っています。
ドラゴンブラッドは生命の力を宿し、
フランキンセンスは神々へ捧げられた神殿の香り、
ミルラは心を癒した大地の香りでした。
神殿の香油や人々の日々の暮らしを支えてきた、古代から愛される三つの樹脂です。
古代の人々が手にした樹脂と、私たちが今日手にしている樹脂。
その間には長い時間が流れています。
けれど樹木たちは今も、同じ土地と太陽の下で「自生」し続けています。
このオイルは、そんな古代の香りへの憧れから生まれました。
私がこの香油に選んだのは、
古代の人々が特別な価値を見出していた素材たちです。
フランキンセンス。
ミルラ。
ベンオイル。
そして古代世界で重宝されたドラゴンブラッド。
数千年に渡り愛されてきた香りを、
一つのボトルに閉じ込めました。
塗ると、べたつかない。
すっと肌になじむ。
そして香りとともに、気持ちが静かに整っていく。
私が初めて使ったときに感じたのは、
「これこそ香油だ」
という感覚でした。
美容オイルでもなく、
香水でもなく、
アロマオイルでもない。
香りをまとい、自分を整えるためのもの。
古代の人々が日々まとっていた香油とは、きっとこういうものだったのではないか。
私はそう感じています。

もちろん、数千年前のレシピを完全に100%再現したわけではありません。
確実に同じレシピを知る人は、もう誰もいません。
けれど、
樹脂を油に移し、
香りをまとい、
自分を整える。
その本質は、古代エジプトの香油文化としっかりと、深くつながっています。
私はこのオイルこそ、現代における古代エジプト香油の姿だと思っています。
エジプシャンオイルが「古代エジプトの香りの再現」だとしたら、
このマセレーションオイルは「古代エジプトの香油そのものへの回帰」です。
以前は古代エジプトの香りを追い求めていました。
そして今は、その香りを生み出した香油そのものを追い求めています。
この香油には、
ドラゴンブラッドの生命。
フランキンセンスの太陽。
ミルラの大地と時の記憶。
そして28日間という月のサイクルが重なっています。
太陽と月。
生命と大地。
時間と香り。
そのすべてがひとつになり調和していく。
そんなイメージを抱きながら、この香油を育てました。
朝、この香油を手に取る。
香りを感じながら肌になじませる。
すると、不思議と気持ちが整い、今日という一日に感謝する気持ちが湧いてくる。
それは単なるスキンケアではなく、自分自身を整えるための時間です。
古代エジプトの人々もまた、香油を通して心を整え、祈りへと向かい、神々へと思いを届けていたのかもしれません。
古代エジプトの香油を体験してみたい方へ。
私はこの一本を、自信を持っておすすめします。
エジプトに通い、香油を追い続け、樹脂と香りに魅了されてきた私が、
「古代エジプトの香油に最も近い」
と感じている特別な香油です。
古代エジプトの香油に憧れたことがある方。
壁画の中の香油を実際に肌で感じてみたいと思ったことがある方。
神殿に漂っていた香りに思いを馳せたことがある方。
その長年の想像や憧れに、少しだけ触れられるかもしれません。
香油とは何だったのか。
その答えを、ぜひご自身の肌で感じてみてください。
皆様にお届けできる準備が整いました。もう少しだけお待ちください。











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